USB 2.0 はUSB 1.1 までの仕様を含む形で策定されていましたが、USB 3.0はSuper Speedに関する追加部分のみの仕様となり、Hi Speedまでの仕様としてはUSB 2.0が引き続き有効となります。
Super SpeedはHi Speedまでの速度と比較して以下のような違いがあります。
- Super Speedの転送速度は 5Gbpsです。
- Super Speed専用に信号線が 5本追加されます。追加される信号線は GND 及び Super Speedの送信データー (2本)・受信データ (2本) になります。
- Super Speedでは送信用と受信用で別個に信号線が用意されます。
- Super Speedのハブは転送を全デバイスにブロードキャストせず、転送先のデバイスに対してのみ送ります。
- Super Speedではエンドポイントがビジー (OUT) / データ無し (IN) の際のポーリングが必要なくなります。 Hi Speedまでは PING/OUT/IN-NAK を繰り返していましたが、 Super Speedでは NRDY (Not Ready) 応答の後、レディとなった時点でデバイス側から ERDY (Endpoint Ready) が通知されます。
- バス電流の上限が 900mA まで引き上げられます。
◆転送速度
USBの規格で定められた転送速度として、Low Speed/Full Speed/Hi Speed/Super Speedがあり、それぞれ以下のような最大の転送速度として、実現することが可能です。
Low Speed :1.5Mbps (bit/sec)
Full Speed :12M bps (bit/sec)
Hi Speed :480Mbps (bit/sec)
Super Speed :5Gbps (bit/sec)
ただし、実際の転送速度は、USBコントローラー性能や、ソフトウェアの処理時間などにより、論理値よりも低下します。
◆バスパワーとは
USBデバイスに電源を供給する方法には、バスパワーとセルフパワーの2種類があります。バスパワーとは、USBケーブルを通じてUSBホストから電源を供給する方法です。
一方、セルフパワーとは、ACアダプターやバッテリーなど、USBケーブル以外から電源を供給する方法です。
バスパワーの場合、ACアダプタなどを必要とせず、USBケーブルを接続するだけで手軽に利用できますが、USBの規格上1つのUSBポートから供給することができる電流はUSB2.0以前の場合500mA、USB3.0の場合900mAまでとなっています。そのため、それ以上の電流を必要とする機器をバスパワーで動作させることはできません。





